合同演奏は大成功だったと思います。マイスタージンガーは世代を超えた神大オケのレパートリー の一つですが、個人技術的にもアンサンブル技術的にも困難な曲です。 現役のレヴェルは私の弾いた40年前とは比較にならない位アップしています。
運弓法や縦の線を合わす事についてはそれを超える厳しい注文だったかも知れませんが、 本番までにはキチッとさらって来てくれました。又「その日だけ」になるOG/OBの方も、 楽譜を事前に配布頂いたので、練習を積んでこられました。
短時間の連習にもかかわらず、90周年に相応しい堂々とした演奏ができたのは、皆様の音楽に対する情熱に加え、 指揮者の中島良能氏の熱心なご指導と、現役のご支援のおかげと感謝しております。
歳を忘れ、心が学生時代に戻れたのは私だけではないと思います。 叉、全員による合唱では楽器を弾きながら歌うという新たな楽しみ方も体験しました。
(合同オーケストラコンサートマスター)
特別演奏は実行委員長嶋田輝史氏にうまく乗せられました。 懇親会の余興の飛び入りと聞いて気安く引き受けたのですが、 当日来てみてびっくり、記念式典の中に組み込まれているではありませんか。 もっと練習しておけば良かったと後悔しました。
田辺久美子氏とは学生時代メンデルスゾーンのピアノトリオなどを楽しんで以来約40年ぶりでした。 スリル満点の「その日だけの」トリオもしっかりと楽しませて頂きました。
末筆ですが今回のイヴェントを企画・実行・支援された皆様に深く感謝します。